候補生 | スティルマイン

候補生

日々すれ違う人全員が私の親友候補生であることを思い出した瞬間、私は頭をハンマーで「ガンッ」と殴られたように思った。


言うなれば私は常に誰かの親友候補生であり、考古学者候補生であり(インディ・ジョーンズになりたいです)、ニヒルなジェントルマン候補生である(やっぱハリソン・フォードになりたいです)。そういえばこれらは自明なことなのであった。



毎秒はあらゆる選択肢に満ちており、それらへleap (before you/I look)さえすれば、誰かの親友に、インディ・ジョーンズになれるのだろう。その時「候補生」は消え、新たな何かの候補生であることに気づくのだろう。



家から出ず、どこへもleapしない選択をしたまま連休を終えた。

自戒を込めて記録しておこうと思う。